石不動之町町家について

庵が所有するなかで一番小さな町家。定員2名とお一人様からカップルに人気の町家です。
元々は、お隣とは二軒続きの築90年以上の長屋でした。現在も、二階の丸窓はお隣とおそろいとなっています。

展示コンセプト

「残影」

日本人は空間を間として味わい、自然の風景に人の心を映す。 ―幽霊の正体見たり枯れ尾花― 影に己の疑心や恐怖心を見ておののき、正体を知った途端あっけらかんとする様子を表したこの諺は、見えないものを見ようとする、心のある人間の忘れがちだが捨てることのできない真意と言える。  今回、石不動之町町家で展示する作家2名は質感、色や形のまじり合いを特徴とし、形あれど人を想像することへ誘う、強い存在感を放つ作品を作る。静かな家屋に佇む色濃い作品をぜひ見つめてください。

参加アーティスト

蛇目

絵描き

大東真也

アーティスト

キュレーション

 

 

石不動之町町家内観