筋屋町町家について

明治初期頃建てられた築140年以上の町家。
定員9名と庵が所有する中で一番大きな町家です。
一階には、庭が見える大きな和室とテーブルのお部屋があり、二階にはベットルーム2部屋に4名分の布団が敷ける和室があるので、団体やご家族に大変人気のある町家です。
元は丹波の豆問屋で、土間部分は商談スペースとして使用されていました。その名残りが現在も玄関に残っています。
比較的原形に近い間取りで、庭はほぼ当時のままのオリジナルを保っています。

展示コンセプト

「ハレとケ」

折り目・節目を指す概念であるハレ。日常としてのケ。現代においてはハレとケの区別の曖昧化が進行している。かつては、豆問屋と家族のくらしと家業が日常の場であった町家において、日常と非日常の境界を問う。

参加アーティスト

森林堂

キモノデザイン

筋屋町町家内観